木曽漆器工房様との商談の様子。「うるし工房 野口」様

木曽くらしの工芸館では、3月のリニューアルオープンに向けた「木曽漆器」の商品仕入れについて商談中でございます。
今日は、「うるし工房 野口」様とのお打ち合わせの様子をご紹介します。
新しくなる売場では、作り手さんとその方がもつ独自の技術や想いにスポットを当てながら紹介と共に展示販売を予定しております。
沢山の魅力的な製品がずらりと並びます。お楽しみにお待ちくださいませ。

「うるし工房 野口」
※野口 義明長野県塩尻市木曽平沢2492-3
TEL:080-2242-3056
※18歳の頃より仕事を始め、20歳の時に自分で精製した国産漆等を使用しながら木曽漆器を制作しております。お弁当箱やお椀、茶道具など様々な製品を手掛けております。自分が手掛けた漆器を使い手が使う事によって何を得るのか、言葉だけでなく器に思いを閉じ込めながら日々楽しく制作に励んでおります。

うるし工房 野口。野口 義明さん。作り手から使い手に思いを届けながら長く使ってもらい共に生き続ける漆器作りに励んでおります。
錆漆。下地材に使用します。
今日は「壺」に錆漆を施しておりました。完成したら工芸館にも展示させていただきたいです。
錆漆を塗布した数種類の壺。
野口さんが20歳の時から精製した漆を今も使い続けております。
こちらは1977年産の漆です。他の漆とブレンドを行って使う事もあるそうです。ブレンドを行い品質を一定に保つワインの世界とも似ております。貴重な漆です。
ギャラリー内も見学させていただきました。とても趣のあるギャラリーです。※見学は要お問い合わせです。
お茶道具もございます。一般の人が簡単に扱える様な茶道具を取り揃えております。