おはようございます。。
今日は全国的に雨の予報らしいですね!
いよいよ桜も散ってしまうかな・・・
さて、今日の修復作業日記は
【切粉付け】(きりこづけ)という作業です。。
前回までの
【目止錆付け】、【目止錆研ぎ】を行ってから
その上に、
切粉という、【錆漆】と【地之粉】を混ぜたものを塗っていく作業です。
他の地方では
地之粉に漆を混ぜたものを使いますが、
木曽では、さらに米の粉を混ぜたものを使用します。。
通常より接着性が増すとの事。。
これが、【地之粉】です。。
普通に土ですね!
今回この【地之粉】が
キーになっいます。。
これが【切粉】です。 錆漆と比べると茶色っぽくなってます。。
弾力も中々あって、粘土みたいな感じがしました。。
左が【錆付け】を行った後と
右が【切粉付け】を行った後の比較です。。
【切粉付け】は、
【錆付け】と比べて粒子が粗くなっています。。
触ったら
表面がザラザラした感じになっていました。。
【切粉付け】は
木地をさらに固める為に行う作業なのです。。
つづく。。。