松本深志神社 中町二丁目舞台 修復作業日記 part 10

祝10回目です。
ついにこの修復日記も10回目を迎えました。
まだもう少し続きますので、
頑張ってレポートしていきます。。

さて、今日の作業は、【木地呂研ぎ】という工程です。
前にご紹介した、
赤玉を塗って、木地呂固めをした上に
木地呂漆を塗って乾いた上を研ぐ作業です。。

木地呂漆を塗って乾くと、
表面にポツポツした部分が出てくるので、
それを綺麗に研がなくてはなりません。

木地呂研ぎでは、
600番のヤスリを主に使います。

研ぎすぎると、
地肌が見えて真っ赤になってしまいます。
絶妙な力加減が必要なんですね!

                            

木地呂研ぎ前.jpg

 

 

これが
実際に研ぐ前の状態です。
(木地呂漆を塗って乾いた後)

ポツポツが出現してますね。。

 

 

 

 

木地呂研ぎ後.jpg"

 

  

   こちらがやすりを使って研いだ状態です。
   スベスベですね!

   これ以上研ぐと
   赤くなってしまうとの事ですよ。